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隠された呂不韋の氏族~番外編


隠された呂不韋の氏族①

隠された呂不韋の氏族②

隠された呂不韋の氏族③

隠された呂不韋の氏族④


呂不韋=羌族だということも書いてきましたが、ここに李信を結びつけるともっと面白いです。


漫画「キングダム」で、李信が恐らく結婚するであろう相手は、羌瘣です。



羌瘣は実在の人物で、秦の統一まで尽力する将軍です。ただ、女性かどうかは史実では明らかになっていないので、今回もあくまでも漫画「キングダム」の内容に沿った妄想ということで…。


羌瘣も、その字から羌族の一人だった可能性が高いです。同じ羌族である呂不韋が、羌瘣に秦への仕官を進めたかもしれません。もともとはチベットあたりに住んでいたのが羌族で、「呂不韋の隠された氏族」でも書いた通り、中華全土に勢力を広げていたのです(正確には漢民族に溶け込んで行った)。エリア的には秦と強い繋がりがあってもおかしくないですね。



李信はその羌瘣と結婚し、子を授かる。長男は李超といい、劉邦の右腕の大将軍として前漢の建国に尽力します。つまり、ここにも呂不韋の影響が見え隠れしていますね。裏ですべて呂不韋が操っていたような感じさえします。


で、これは過去の「李信の子孫が中華統一!?」シリーズでも書いたのですが、李信の子孫は鮮卑という、北方の異民族国家に溶け込んで行くのです。これは…羌瘣の羌族の地を足がかりにしたのでは…と妄想するわけです。



…というストーリーを仕立てると、羌瘣が女性であってもおかしくないですし、李信と結婚してもおかしくないということになります。原泰久先生が、そこまで考えてストーリーを組み立てているとしたら、かなりの歴史マニアか、取材に裏打ちされた綿密なストーリー構築をされているのだと思いました。


色々と考えれば考えるほど、深いのが古代史ですね。ロマンを感じます。


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