• Kazuma Y.

2019年を振り返って

2019年ももう少しで終わりですね。どんな1年だったでしょうか。



中国で得たもの

中国では特に多大なご縁を頂き、事業機会だけではなく成長の機会という得難いものを頂いた気がしています。北京オフィスを開設したことに始まり、上海では松江区での新設法人設立のため、政府から誘致条件として様々な優遇策(医療ライセンス取得等)を出して頂きました。年明け以降、この松江区の新設法人が1つの鍵になります。


これを受け、北京・成都・武漢・深センからも熱心なお誘いを頂き、各地の政府から法人設立のための条件を出して頂いてる状況です。順次、設立のための交渉と準備を行っていきます。私は、それらすべての法人の株主になる予定です。(株主の意味を後述します)


これらはすべて、常に日中間で尽力頂いているR社長、中国で奔走してくれているC中国統括社長のおかげです。この3年間、この本当に広大な中国という国で一緒に走ってくれて、感謝してもしきれません。それはもう、自慢気に「中国で人脈あります、事業仕掛けてます」という方々の規模を軽く超越しました。御存知の通り私には実力や功績などまったくなく、彼らのあとを追いかけて走っただけでした。本当にありがとうございます。


1年を通して印象深かったこと

どの地でも事業内容に大変興味を持って頂いたことです。すぐに法人を設立して欲しい、と言われ続けました。もちろん税収が増えることが彼らのメリットだと思いますが、それにはまず事業としての可能性がなければなりません。そこを各地で感じてもらえたということが、大変自信になりました。なぜなら、長期で中国の方々に貢献できる事業だということが分かったからです。


2020年からは、さらに大きな展開を予定しています。「らしく・ぶらず」、地に足をつけて引き続き遊びの心を持って動いていきたいと思います。頂いたご縁に感謝することを忘れず、志と誇りを持って、海外で事業を営む日本人として恥ずかしくない在り方を継続していきます。そしてそこで得たものを、さらに日本や世界のために活かして行ければ幸せです。


中国以外でも、故郷の日本はもちろんフィリピンにおいても、多大なるご支援・ご縁を頂きました。大変感謝しています。1つ1つ形にしていきたいと思います。


日本人に伝えたいこと

1つの結果になったので、今伝えたいことがあります。結果になる前のプロセス段階では、まったく説得力がないので、今なら胸を張って言えることがあります。


上海の法人では、1500万元(約2.3億円)の株式を保有する主要株主になります。つまり、株という形ではありますが、2.3億円を手にしたと同義、またはそれ以上の価値があります。実際には私がお金を出したわけではなく、「私のアイディア」に対して与えられた価値を株式という形でもらったのです。


同じようにあと4社設立すると、上海と同じ条件だとして合計で11.5億円(2.3億円×5社)の資産を持つことになります。


お金がなくても、事業のアイディアやプランだけで、資産は構築出来るのです。もちろん、渡航費や滞在費などの経費は使いました。「稼ぎ方」は様々ですが、三流大学を卒業してコネで東証一部上場企業に入社し、9年でサラリーマンを辞めた結果がこれです。


資産規模的に全然自慢できるレベルではないので、一代でのし上がった大社長とはまったく比べ物にならないことは承知しています。ただ、普通の才能ない田舎者でも、それなりにやればこういう形で資産が築けるんです。そのような1つの事例としては、面白いのではないでしょうか。アイディアはあるのに雇われて不平不満を言ったり燻っているくらいなら、海外に出て自分のアイディア1つで勝負するのも、人生としては本当に楽しいと思いますよ。


私は、正直サラリーマンで居続けることが嫌いでした。サラリーマンを否定しているわけではないので、これは個人個人の価値観です。もっと自由に、世界に飛び出し、お金をたくさん稼ぎ、見たことのない景色を見て、自分がコントロール出来る事業を持ちたいと思っていました。お金を稼ぐことは悪いことではない。お金というものは、持つ人によってその性格が変わるということも学びました。


会社を1社設立して運営し、軌道に乗せて収益を得る…という一般的な「社長」としての働き方だと、収入としても社会への影響力としても限界を感じました。短い人生で、それをやっていたら遅い。1社経営で、所得として11.5億円の資産を持つには、税金があるので単純計算で社長としての給料を倍以上もらう必要がある。仮に倍だとすると、23億円。年俸1億円もらえる会社を1年で作ったとしても、23年かかるんですよ。23年も無事に経営できる企業って、どれくらいあるか皆さんご存知ですか?私が40歳で着手しようとしたら、63歳になってます。仮に私が若くて才能溢れる社長だったとして、20歳で着手しても43歳になっています。(株式も持てばもっと時間が短縮できると思いますが)


どうしても規模と時間の関係性から見て、理に合わないと思いました。


自分の価値を最大化させて、多馬力にするには、今の形がベストだと理解したのが約3年前。人を雇って運営して…というのが、私には無理です。ですから、私の立ち位置は世間で広く言われている「社長」ではありません。前述の通り、株主として生きることで、複数企業に関われるだけではなく、株主でいられる間は株主配当が入ってきます。さらに、1社でも上手くIPOにたどり着けば、株価は約20~40倍のバリエーションになるのです。


この「形」って、誰も教えてくれないですよね。もちろん、忠実義務や勤勉義務等、乗り越えなければならない細かいことは存在します。

道なき「未知」

私が知る限り、これを中国でやった日本人がいませんでした。つまり、前例が無いのです。ということは、自分が前例になればいいというだけ。これは機会(チャンス)でしかありません。これ以上の機会はありません。


人生観は歴史で学びました。事を成すのに、劉備玄徳や諸葛孔明、秦の始皇帝は時間が足りませんでした。そう、寿命との戦いがあったわけです。志があるなら、目指すことが大きいなら、先に計算しなければならないのは有限である時間との戦いです。そして、その戦いに「時代」が味方してくれるかどうかは、「運」です。


私の場合は、客観的に見て運が良いのだと思います。


自分の価値を最大化(Maximize)することは、大きく時間を短縮することに繋がります。時間も有限の資産と考えると、その価値の最大化というものは、本当に真剣に考える必要があります。お金だけではないということです。一番動ける40代で、この最大化の基礎を構築すること。それによって、より自由な50代、60代が待っているのです。


そう考えると、「未知」というものは「未値」、つまり「未だ価値として存在していない」ものであり、それを「価値」に結びつけるかどうかは思考と行動次第だということになります。


また、「未常識」(未だ常識になっていないこと)を見つけ、将来常識になると確信できれば、そこにポテンシャルがあることが分かると思います。海外で活躍されているNさん、Sさん然り、日本でお肉と日本酒を徹底的に追求しているMさん然り。みなさん、「未常識」にチャレンジしているのです。刺激的ですよね。


さて、長くなりましたのでこのへんで。

63回の閲覧

©2019 by Kazuma Y.